No.29 Self-Preservation

セルフプリザーベーション
復活の機会。寛大な生き方。
自分の殻に入らないこと。
あなたは自分を守るために、自己を閉ざしているのかもしれないが、その在り方はたとえていうと「棺の中」にいるようなものだ。
もっと周りに心を開きなさい。
気付くことを恐れるあまりに、あなたの人生の息の根を止めようとしてはならない。
きずかないように生きようとすれば、あなたは一生自分を棺おけの中に閉じ込めておかなければならない。
しかし勇気を持って、人生の困難辛苦を飲み込んで栄養に変えてゆけるなら、あなたは人生がもたらす恩恵の全てを享受できる。
その時、人生はその本当の姿をあらわすのだ。
だから、恐れずに人生を生き始めなさい。
潔癖症や完全主義者的な生き方ではうまくいかない。
もっと大らかに生きなさい。
いまは深刻にならないことが要求されている。
高潔さと潔癖症は違うのだ。
高潔さはより高い境地を目指して生きることによってもたらされる美である。
それに対し、潔癖症とは排他的で利己的な姿勢でしかない。
その違いを知り、よくよく注意しなさい。
